投資

【新卒向け】差をつける資産運用(NISA)のすすめ

投資の経験がない新卒社会人は、証券会社が宣伝する粗悪な銘柄を購入することが多いです。

私は大学1年生から投資を始め、新卒入社時からNISA満額を積み立てています。

私の経験を基に、新卒からNISAを始めるメリットやデメリット、おすすめの投資銘柄を紹介します。

この記事を読むことで、最短で投資を始められ、若年期の資産形成に拍車をかけることが出来ます。

結論

・【最短コースはこれ】証券口座の開設→銘柄選定→購入

・銘柄が選べないならNISAで全世界株式を購入

投資を始めるなら今。円安、円高も関係ない。

この記事のターゲット

MONEY BASE

こんな人に向けた記事だよ

若い内から投資を始める事で、周りの友達に差をつけたい、意識の高い新卒社会人。

何から始めたらいいか分からないけど、第一歩を間違えたくない。

モチベーションは高まっているから、今日から簡単に始めたい。

お客様

そもそも投資は必要?

低金利が続く現代、預貯金では殆どお金は増えません

投資は預貯金よりも高い利回りで運用が出来る為、効率的に資産を増やすことが出来ます。

その為、岸田内閣では投資を浸透させるべく、「資産所得倍増計画」を掲げております。

また、投資の三大原則(長期・分散・積み立て)に則る事でリスクも最小限に抑えることが出来ます。

投資の三大原則とは?

投資の三大原則といわれる「長期」「積立」「分散」を実践していくことで、

リスクを抑えながら、安定した運用成績が期待できること。

長期:10年以上の長期間投資を続ける

積立:毎月1万円でもコツコツと積み立てを続ける

分散:1つの資産だけでなくさまざまな国や資産に投資する→投資信託の場合は概ねクリア

新卒から投資をする必要はあるのか?

では、新卒から投資を始める必要はあるのでしょうか。

メリット、デメリットを共に確認していきましょう。

メリットは3つ

長期投資が可能になる

新卒から投資を始めると、40代、50代で始める人と比べ、投資期間が長期になります。

長期投資は投資の3大原則である長期・分散・積み立て投資の1つです。

相場の乱高下はありますが、世界経済は長期的には上昇すると期待されることから、金融商品を保有し続ける事は重要だと、歴史的にも証明されています。

短期投資

FX等は短期投資(投機)を繰り返すものですが、リスクが大きく再現性が低い。

本ブログでは、堅実な資産形成としては推奨しません。

複利の力を味方に出来る

長期投資をする事で、複利の力を味方にする事が出来ます。

複利とは、元本+運用益に利益がつく

単利とは、元本のみに運用益がつく

少しややこしい話になりますので、下のイメージ図をご覧ください。

引用:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

上記は毎月5万円を年利5%(複利)で20年間、積み立て投資した際のシミュレーションです。

複利では、運用益(黄色)を元本に組み入れて、さらに投資をしている為、後半には雪だるま式に運用益が増えていることが分かります。

もし、これを年利5%(単利)で投資していれば、元本のみに運用をする為、最終金額は16,801,861円となり、単利と複利では、20年後の利益に約375万円の差が生まれてしまいます。

この事から、複利で運用をすることの重要性が分かりますね。

マネーリテラシーが身に付く

新卒から投資を始めると、自然とマネーリテラシーが身に付きます。

NISAで投資信託(投資対象の詰め合わせパック)について理解が出来れば、在籍している企業の確定拠出型年金の活用も上手になり、さらに将来の資産向上に寄与することが出来ます。

他にも、投資に向けた支出の最適化、税金についての知識が深まり、今後の60年以上の人生をより豊かにすることが出来ます。

これが、30代、40代で始める人よりも、大きなアドバンテージとなるのです。

投資信託とは

投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、投資の専門家が株式や債券などに運用する商品で、その利益が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です。

投資信託を1本購入するだけで、複数銘柄に分散して投資が出来る為、リスクを下げる効果が期待されます。

詳細については、以下記事より紹介しております。

デメリット

メリットがあれば、当然デメリットもあります。

以下、2点を理解した上で納得が出来る人だけ、投資を始める事を推奨します。

損をする可能性もある

投資ですから、損をする可能性も十分にあります。

狼狽売りと言いますが、相場が落ちた状態に、今後の更なる下落が不安になってしまい売却をしてしまうパターンが多いです。

積立投資は長期投資を原則としている為、乱高下する相場でもホールド(保持)し続ける事が重要です。

以下3点を徹底すれば投資の特性が理解出来る為、狼狽売りを避けられる様になります。

・投資の3大原則を知る

・保有銘柄について理解する

・余剰資金のみで運用する

余剰信金とは

余剰資金とは手持ちの資産のうち、生活費や非常時に必要なお金を差し引いた資産で、近い将来で使う予定のないお金です。

または多少減ってしまっても、生活にダメージの無いお金を指します。

余剰資金は、以下の計算式で分かりますが、人によって個人差もある為、目安程度にしておきましょう。

余剰資金=現在の資産ー半年分の生活費

例)余剰資金=200万円ー90万円、、、110万円が余剰資金

今使えるお金が減る

当然ですが、投資にお金を回した分、他に使うことが出来なくなります。

20代の内は趣味、旅行、自己投資に重点を置く人も多いのではないでしょうか。

投資は長期(10年以上)で運用をする事が重要なため、近い将来に使えるお金は減ってしまいます。

しかし推奨はしませんが、どうしてもお金に困ったときは利益確定をして取り出すことも出来ます。

まずは、安全に余剰資金のみで運用を始めましょう。

MONEY BASE

僕は投資9割、預貯金1割で運用しているよ。

皆の性格(相場下落時の心理状態)や、ライフステージによっても変わるから、自分にあった余剰資金で投資を始めようね。

銘柄は何を買えばいいの?

下記より、銘柄を選ぶときに注視するポイント3選と、おすすめの投資信託を紹介しています。

銘柄を選ぶ時のポイント3つ

銘柄を選ぶときに注視するポイントは3点あります。

投資対象:「投資信託」「株式」「債権」「不動産」など

地域:「国内」「先進国」「新興国」など

手数料:投資信託には、購入・保有・売却時に手数料が発生します。

以下より、1つずつ詳しく見てみましょう。

①投資対象

投資対象には、「投資信託」「株式」「債権」「不動産」「金・プラチナ」「仮想通貨」などがあります。

なぜ、投資対象を先に選ぶのかというと、それぞれリスクとリターンが異なるからです。

投資対象20代向けオススメ度リスクリターン
投資信託★★★★★
株式★★★★
債権★★
不動産★★★
金・プラチナ★★
仮想通貨

投資信託のオススメ度が高い理由は、中長期(10年以上)の投資をする場合、元本割れをするリスクが圧倒的に減るためです。

さらに、若年期ほどリスク許容度が高い為、ハイリターンが期待できる株式比率の高い投資信託を推奨しております。

投資信託については、以下記事で詳しく説明しています。

②地域

次に選ぶのは投資先の地域です。

大きく分けると、「国内」「先進国」「新興国」があります。

さらに、「米国」「中国」「南アフリカ」などで細分化をする事もあります。

特に人気な地域は、「国内」「米国」「全世界」の3つです。

「国内」:自国の為、為替変動のリスクがない。見慣れた銘柄(花王、富士通など)が多い。

「米国」:長期にわたり経済成長率が高く、今後も米国一強が期待されている。

「全世界」:「国内」「先進国」「新興国」を含むため、全世界にバランス良く投資が出来る。

③手数料

投資信託には、以下3つの手数料が発生します。

手数料が高い銘柄を購入してしまうと、良い成績を残せたとしても、利益があまり残らなくなってしまいます。

種類発生するタイミングeMAXIS Slimのケース
買付手数料購入する時にかかる手数料0%
信託報酬保有している間かかる手数料年率0.0968%程
信託財産留保額売却する時にかかる手数料0%

投資信託「eMAXIS Slim」シリーズは手数料が業界最低水準であり、手数料を最小限に投資が出来ます。

手数料が上記より著しく高い銘柄は、「ぼったくりファンド」と呼ばれ、購入する必要はありません。

おすすめ銘柄は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

投資は基本的に、リスクの大きさ=リターンの大きさです。

その為、自分のリスク許容度に合った銘柄を選定する必要があります。

例えば、20代で投資を始める場合、リスクをある程度許容できる年齢の為、「長期」「積立」「分散」投資を前提に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」をおすすめします。

業界最低水準の手数料であるにも関わらず、全世界の株式へ投資が出来る非常に優良な商品です。

これ1本で全世界の株式へ分散投資が出来る為、複数の銘柄と組み合わせる事も必要ありません。

他にも、債権を組み込む慎重型、米国株のみに投資をする積極型など、様々な投資信託があります。

詳細については、以下の記事で記載しておりますので、気になる方は是非読んでみて下さい。

今日から準備できる投資の始め方

投資を始めるには、以下の順序で進めていきます。

①証券口座の開設(最短5分)

②銘柄の選定→悩むなら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

③購入

投資を始めるには、最初に証券口座を開設する必要があります。

以下のリンクから簡単に登録(無料)が出来ますので、モチベーションの高い時に、口座だけでも開設しておきましょう。

投資を始めるなら今。円安も円高も関係ない。

世界経済は長期的に上昇すると期待するのであれば、投資を始めるのに最適なタイミングは今です。

1円でも安く買いたい、円安の時に購入するのは損じゃないか?と、購入時期を遅らせる人がいますが、私は無意味だと考えます。

誰にも相場は読めませんし、いつ円高に戻るかも予測が出来ないからです。

その為、投資の3大原則(長期、積立、分散)を活用して、リスクの最小化を図るのです。

もう一度言いますが、投資を始めるのに最適な時は今です。

今のモチベーションを持って、証券口座の開設をして、月に3000円でも積み立て投資を始める人が成功する世界です。

購入銘柄はいつでも変更することが出来る為、まずは一歩目を踏み出して、周りに差をつけていきましょう!

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