投資

【最低限】つみたてNISAと一般NISAの違い

最近はNISAを始める人が増えてきましたが、制度を理解せずに投資をする人が多いです。

当記事では、NISAを始める前に知らないと損をする、最低限の情報を提供します。

この記事を読むことで、つみたてNISAと一般NISAを正しい理解で選択できるようになります。

結論、毎年100万円程の投資が出来る人は「一般NISA」、それ以外は「つみたてNISA」がおすすめです。

この記事のターゲット

年金に期待は出来ないと聞くし、将来のお金に不安がある20代。

最近耳にするNISAが気になるけど、投資はギャンブルのイメージがある。

そもそも何故こんなに流行っているの?

まずはNISAのメリット・デメリットを理解して、自分にあったものがあれば始めてみたい。

お客様
MONEY BASE

簡単にまとめてみたから、NISAの基本を見てみよう。

分からないことはコメントで質問してね!

投資を始める理由は、効率的に資産を増やすため

低金利が続く現代、預貯金では殆どお金は増えません。

投資は預貯金よりも高い利回りで運用が出来る為、効率的に資産を増やすことが出来ます。

その為、岸田内閣では投資を浸透させるべく、「資産所得倍増計画」を掲げております。

また、投資の三大原則に則る事でリスクも最小限に抑えることが出来ます。

長期投資を前提とするならば、投資を始めるのにベストなタイミングは「今すぐ」です。

NISAとは少額投資非課税制度

通常、株式や投資信託に投資をする場合、売却による利益や配当金に対する約20%の税金が発生します。

NISAは、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品に対して、その税金が発生しなくなる制度です。

毎年、NISA口座内で購入できる金融商品の上限金額はありますが、メリットが非常に大きい為、投資を始める人が多くなっております。

NISAは現在(2022年11月13日)、以下の3種類があります。

  • つみたてNISA
  • 一般NISA
  • ジュニアNISA(未成年が対象)

下記より、それぞれの特徴を説明します。

つみたてNISAの特徴

年間投資上限額40万円
最長投資期間20年間
投資方法積み立て
投資可能期間2018年~2042年
取扱対象銘柄投資信託を中心とした約200本
対象成年

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための少額非課税制度です(2018年1月からスタート)。

積み立てNISAのメリット

投資対象の銘柄は、国が粗悪な銘柄を除外した少数に絞られており、初心者でも安心して始めやすいものとなっております。

また、投資期間が最長20年間の為、投資において最も重要な要素の1つである、長期・積立・分散投資が実践できるのがポイント。

投資に不安のある初心者なら、まずは「積み立てNISA」がおすすめ。

積み立てNISAのデメリット

対象銘柄が少なく、個別株式等への投資は出来ない。

年間40万円以上の投資ができる人に向けては、元本を最大限に活用できず物足りなく感じてしまう。

粗悪な銘柄とは?

投資信託にかかる3つの手数料が高額であり、良い成績を残せたとしても、利益があまり残らなくなってしまう銘柄のことです。

・買付手数料(購入する時にかかる手数料)

・信託報酬(保有している間かかる手数料)

・信託財産留保額(売却する時にかかる手数料)

積み立てNISAにおいては、上記銘柄は除外されていることが多いです。

心配な人は、手数料が最低水準の「eMAXIS Slinシリーズ」を購入すれば問題ないでしょう。

一般NISAの特徴

年間投資上限額120万円
最長投資期間5年間
投資方法投資上限額内の一括買付、積立も選択可能
投資可能期間2014年~2023年
取扱対象銘柄投資信託、個別株式、ETF等を幅広く
対象成年

一般NISAとは、つみたてNISAに比べ、高額・短期投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。

一般NISAのメリット

投資銘柄が殆ど絞られておらず、個別株式やETF(上場投資証券)等への投資も楽しめます。

また、短期(最長5年間)で最大600万円を活用出来る為、年間100万円程の資金力がある人にはオススメ。

一般NISAのデメリット

銘柄が絞られていない為、粗悪な銘柄を購入するリスクがあります。

運用期間が短いため、投資の三大原則である長期投資が実践できません。

投資の三大原則とは?

「長期」「積立」「分散」を実践していくことで、リスクを抑えながら、安定した運用成績が期待できること。

長期:10年以上の長期間投資を続ける

積立:毎月1万円でもコツコツと積み立てを続ける

分散:1つの資産だけでなくさまざまな国や資産に投資する→投資信託の場合は概ねクリア

ジュニアNISAの特徴

年間投資上限額80万円
最長投資期間5年間
投資方法投資上限額内の一括買付、積立も選択可能
投資可能期間2023年まで
取扱対象銘柄投資信託、個別株式、ETF等を幅広く
対象日本国内在住の0〜19歳の方

ジュニアNISAは、進学や就職といった「子供の将来のための資産形成」を目的としたNISAです。

本記事のターゲットではない為、詳細については割愛致します。

積み立てNISAと一般NISA、どちらを選べばいいの?

積み立てNISAが向いている人一般NISAが向いている人
年間40万円程の予算がある年間120万円程の資金力がある
銘柄の選定方法が分からない、不安投資信託以外にも、
個別株式等の銘柄選定から楽しみたい
長期投資で慎重に実践したい短期間に価格推移が激しくても、
ストレスをあまり感じない。
MONEY BASE

僕は、世界経済は上昇すると期待しているから、早期に多額の元本を投資出来る一般NISAが好きかな。

カピバラ君も一般NISAで上限額まで購入しているよ。

最後に

本記事では、NISAを始めるにあたり最低限知っておくべき内容を、超初心者向けに纏めました。

低金利が続く現代、預貯金では殆どお金は増えません。

投資は預貯金よりも高い利回りで運用が出来る為、効率的に資産を増やすことが出来ます。

その為、岸田内閣では投資を浸透させるべく、「資産所得倍増計画」を掲げております。

また、投資の3大原則に則る事でリスクも最小限に抑えることが出来ます。

長期投資を前提とするならば、投資を始めるのにベストなタイミングは「今すぐ」です。

投資銘柄や手法は後でいくらでも変えられるので、証券口座の開設だけでもおすすめします。

最短5分で証券口座の開設はこちら。

また、2024年以降、一般NISAの非課税対象および非課税投資枠が見直され、2階建ての新しいNISAに変わる事が決まっております。

今後、恒久化・3種類の一本化も検討されております。

今後の変化に遅れないように、日々のニュースも見てみて下さいね。

繰り返しになりますが、投資を始めるのにベストなタイミングは「今すぐ」です。

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